ここしばらく読書をしていませんでした。
特に忙しかった訳ではなく、読書する気分にならなかっただけのような気がします。
テレビでは「音声オン」で「地球ドラマチック」が放送されています。
かといってみている訳でもなく、ナレーションは右の耳から左の耳へと通り過ぎていきます。
何を読んでいる?
一応キリスト教プロテスタント(長老派寄りの会衆派)で洗礼を受けたキリスト者なので「旧約聖書」をまず2章ほど(今はほとんど最後の方の預言書)と「新約聖書」から1章ほど(ヨハネの黙示録後半)を「通読」として読んでと。
あ、教会には訳あって通わなくなった「無教会派(実存します)」ですけど。
そしてまた「再読」を重ねている「三浦綾子」の「続氷点・下巻」のまだ序盤ですかね。
「続氷点」は「氷点」からの流れで「愛による赦し」がテーマになっていると思うのですが、今読んでいるあたりは「複雑な人間関係に悩む登場人物たち」が右往左往しています。静かに物語が流れているようで、とても内面(心理描写)はスリリングです。
この「氷点シリーズ」も今回の「再読」の前に「ドストエフスキー」の「カラマーゾフの兄弟」と「罪と罰」の読了が挟まった?ので感じる印象が違いますね。
こうして「再読」を重ねていると「自分の読書の流れ」とか「年齢」とか「環境」が変わっている事実を突きつけられているような感覚に陥ります。
でも、それってオレとしては「成長している証」なのだろうと勝手に肯定していますけどね。